水たまりにビビっていた1年前の俺はもういない。
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御荷鉾スーパー林道(西側) |
ともかく、キャンプツーリングがしたい。野宿ツーリングでいい。ともかく、夜中にひとり山奥でしっぽりと酒を飲んでぼーっとして、やること無くなって寝たい。
そんな風思っていたけど、どうにも天気がよろしくないので、なんだか多少晴れ間が出るらしい日曜日、長野の林道調査に行こうと張り切って出かけました。
先にお断りしておくと、長野には到達できませんでしたけど。・・・ダート走行はやっぱり楽しかったのでまあ良いか。
とにかく、水が多い
いつもの通り、都幾川から秩父にアクセスして、秩父盆地の北の峠を適当に越えて群馬にアクセスする。最初に通る山道は都幾川の奥の白石峠。激坂として自転車乗りの皆さんには有名っぽいので、ここ数年はロードレーサーが本当に多い。よくあの坂を登るよなと本当に感心してしまうが、彼らもママチャリでなら登らないだろう。ロードレーサーの走りの軽さは異次元なのは知っているので、ああいうの買えば俺もやってみる気になるものだろうか。
自分は健康のためにランニングはちょこちょこしているが、初めて走った時はトレッキング用の重くてゴムの硬いシューズで2km走って、足も痛いし疲れるしやってられるか!と思った。けど、その靴がすぐにバラバラになって(古かったのでゴムが劣化していた)、いまどきのランニングシューズを買ったら、「つらいはつらいが楽しい」と思えるようになって今はちょいちょい10km程度は走っている。
なんでも、楽しむには道具は大事だ。そしてそれは初級者なら尚の事。だから、ビギナーだから実力がないからと道具をおろそかにするのはよろしくない。
そういう意味では、バイクのツーリングという意味では今や俺は最高の道具を持っている。ということで、やっぱり俺としては当分、ツーリングは人力ではなくエンジン力で、GSで楽しむとしよう。
さて、そんなこんなの白石峠だが、途中に湧き水がある。飲むなら沸かせのタイプだったと思うが、水道水よりは味わい深いだろうと、いつもカップ麺用水として汲んでいくのだ。
その湧き水が、今日はいつになく勢いよく流れ出ている。周囲のコケ類も育ちまくっていて元気な様子だ。
昨日までというか今朝までというか、ずっと雨が続いてたしなあ。
今日は山が水っぽいな。そう感じたのは確かだ。自然を相手にする趣味を持つなら、そういう気づきは大事にすべきだろう。
峠道も少し高度をあげると霧が出ている。幻想的で良い。ただ、ジャケットはしっとりする。・・・もっとも俺のジャケットは泣く子も黙るGORE-TEXなので、内側は快適を保っているが。
水が多いといえば、関係ないけど💩の水も多い。前日に、賞味期限を1週間すぎた生モッツァレラチーズを食ったからだろうか。焼けばいいだろと思ったのだが、焼く前に確認をと思って一口だけ生のままで食ったのがまずかったか・・・。
この日はこの後、道の駅を見つけては個室に駆け込む慌ただしい行程となってしまった。午後にはおよそ回復したけども。
ただ、これが結構、時間のロスにはつながった気がする。
ともかく、秩父から群馬に抜けるのは、石神沢林道を抜けて土坂峠を越えてというのがマイフェイバリットだ。
けど、この日は石神沢林道は工事していて通れなかったので、舗装されているナントカ林道で土坂峠に抜けた。日曜だし休工中だろうと様子を探ったが、工事自体は長くかかりそうな雰囲気ではないと思った。
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神流川 道の駅万葉から |
あちこち行きかけては行き止まりだったりを繰り返しながら進んだせいか、R462に抜けた頃には昼になっていた。
神流の町で食堂でも入りたかったが、コロナ下で町の食堂に他所者が行くと嫌がられるかなというのがあるので、道の駅万葉に向かう。
テラスから一服しつつ神流川を眺めると、濁りながら激しく流れていた。結構な増水。やはり水が多いな・・・・。
それだけ、山も水を含んでいるだろうから足元に気をつけて走らないといけない。
秋に群馬に行ったら栗を買おう
昼食をと考えて道の駅に行ったわけだが、いざメニューを見ると、腹がチーズにやられているのであまり食欲が出ず、結局、土産物だけ物色した。
で、栗を手に入れた。
写真の、400gか500gで350円だったかな?群馬の栗は安い。しかも、美味い。見ての通り大粒で色艶もよい。それに、少なくとも今回、調理してみても虫の入ってるものは1粒もなかった。埼玉県人としては心苦しいが正直なところ、栗のクオリティに関しては秩父より神流エリアに分があると思う。昨年、皆野で買った1400円だったかのポロタン栗は8割がたが黴てたというのはまあ、大ハズレを引いたのだとしても。何度か神流と秩父で栗を買っていて、総合的な印象でやはり神流の栗はハズレがない気がしている。また、神流では利平栗というのを売ってることもあり、これがまた立派なのだ。
さて、少し東に戻って法久からスーパー林道に入るのだが、正直、西を目指しているのに東に戻るのが気持ちの上でかったるい。r46は豪快に崩れているのだが、r71はどうだろう。御荷鉾高原荘へ至る道なので直ってるのじゃないか?と思ったが、入ろうとした瞬間に電光パネルで全面通行止めが告知されてた。
仕方ないと思って進んだが、しばらく行くと御荷鉾スーパー林道への案内があり、どうやらこの道が通じているらしい。
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林道不動沢線 起点。・・・普通に家あるけど・・・。 |
しばらく進みつつ・・・
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途中枝道で数百mのダートがあったりしつつ・・・ |
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なんだかくたびれてしまった看板が侘しい |
林道道平線起点、と来てこれを進んでけばスーパー林道に出られるようだ。
この林道、舗装だが・・・誰も通らないような道でかつ、ここのところの雨のせいか・・・苔が元気に育っておりひどくヌルヌルする。
走行モードをRAINにして慎重に走っていても、何度かリヤがぬる〜っとスライドした。今日はまだダートは本格的には走っていないが、何本か短距離のダートに侵入してみた範囲では、砂利は問題ない。まあ、それはそうか。変に砂埃が浮いてるよりむしろグリップ良いぐらいかもわからん。今日はダートより舗装林道の方がデンジャラスなようだから気をつけねばならない。
結局、道平林道も少し行ったらゲートがあって通行止めだった。ヌルヌルの激坂を下るのはなかなか怖かったが、無事に国道462号に戻る。
神流の外れに佇む手打ちうどん屋
法久から行くしかないのはわかったが、さすがに腹が減ってきた。何も食わないとさすがにバテるが、ここからスーパー林道に入ったら飯もないぞ・・・と、その時。
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うどん屋発見 |
両サイドのいやに荒涼とした砂利の綺麗さと、その年季の入った佇まい。もともと古い店で周りが更地になってしまったのか、それとも最近ここに作った古民家系レトロ風の店なのか・・・?
よくわからないが、ともかくここから先には飯屋もコンビニもないのは確かなので、ここでうどんを食うことにした。
引き戸を開けて店に入った瞬間、レトロ気取りのおしゃれ古民家などではないことはすぐに理解できた。座敷で一人うどんを啜りながら主のように寛ぐ老人(爺さん)と、テーブルで声高に話す店員だか客だかわからないおばさん。この年季は本物だ・・・。
厨房のおばさんとさらに別のおばさんも登場し、大声で何かいろいろ話している。どこかの電話が通じないが、それは番号をかけ間違っているだけなのか、電話線に何かの不具合が起きているのかということをしきりに議論している様子であった。
なんだか地元の集会所の昼飯に間違って紛れ込んでしまったようないたたまれなさを感じつつも、600円でざるうどんと天ぷらを食ったのだが、これは普通に満足できた。揚げたてではあったし、うどんは独特の腰の強い麺で、次回があったら暖かいので食べてみたいと思った。
その後に別の老人なども登場し(全員が顔見知りの様子であった)、その中で、俺がずっと「ほうく」だと思い込んでいた法久は「ほっく」であると知った。
埼玉からスーパー林道を走りに来たと言った俺が道に迷わないか心配してあれこれ教えてくれているのであった・・・。
ソロツーリングで主に隣県との県境の山の中しか走っていないという趣味は、休日の過ごし方としてコロナ下でも十分に許容されていいと俺は考えている(そう考えてなきゃ行ってない)。コロナウイルスは県境を意識して活動していないのだから、杓子定規に県境に拘ることにさほどの価値はないだろう。
少しの感染リスクを犯していることはわかるが、どのみちリスクはゼロにはならない。高リスクを避けつつ、一定のQOLというものを確保しなくては、社会も疲弊していくだけだ。私は自粛して何もかも我慢しました、だからあなたもすべて我慢すべきです・・・・そういう考えははっきり言って勘違いした生真面目な子供が陥りがちな悪平等の理屈でしかない。悪意はないが、最後には悪い結果しか導かない。コロナじゃなくても何でも、生き物は生まれた時から常にリスクに晒されている。ゼロにならないから開き直ってリスクを無視するというのは間違いだが、特定のリスクをゼロに近似させることに拘ってその他のリスクに盲目になるのもまた、何度も日本の社会で繰り返されてきた悪い習慣だ。
・・・とは言え。そういう考えを俺はしている、としても、やはり歓迎はされないのだろう。いま県境を越えてというか、そもそも葬式でもないのに出歩いてる人間は白眼視されるのもやむを得ないのだろうなあと勝手に思っていた。
だから、「どこから来た」と聞かれた際に他県だと答えるのにも一瞬迷ったのだが。店を出て一服していたら、いちばん強面の爺さんがわざわざ外に出てきて道はわかるかと訊ねてくれたりと、そんなことがいつになく嬉しく思えたのであった。
おなじみの御荷鉾スーパー林道
さて。
で、法久の舗装林道はヌルヌルでこれも恐ろしかったが、スーパー林道の舗装部分は尾根筋だからかだいたい乾いていて、快調にワインディングを流してダート入り口へ。
今日は考えあってタイヤのエアーは抜かない。スーパー林道はフラットだし、ANAKEE WILDを規定値で使ってどんなもんかを試してみることにしたのだ。
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八倉峠の例の崩落地点 |
で、時間もちょっと押していたので、一気に走り抜けてしまっての例のスポット。
雨こそ降らないが今日はずっと雲が多くて眺望は望めない。
峠からの眺めはどこかディストピア感も漂う雲の中。
タイヤはまあ、このくらいならこれで十分だと思った。川上牧丘林道や名無村林道くらい荒れたらエアーを抜いた方がいい気がするが、シッティングでも走れるくらいのフラットダートならまあ、規定値でも特に不安はなかった。
何度か、東に向かって走るバイクとすれ違うことがあった。そうした時には徐行レベルまで減速してすれ違うようにするが、ブレーキングを強めにしてもしっかり止まる感も十分。今度からは、めんどくさいしタイヤも減りそうなので、なるべく規定値で走ろう。で、ちょっとこれはという荒れた林道に入る時だけエアーを抜く。抜くのはすぐにできるので。
ということで、塩ノ沢峠を越えた御荷鉾スーパー林道の西部へ。
通行止めの立て看板は一応あったけども、バリケードはなかったので、とりあえず行けるところまで行って、ダメなら戻るということで進んだが、今日もやはり何もない。
ダート林道のトンネルは、なんかちょっと迫力がある。綺麗な舗装路のトンネルなどより、なんというか「山に無理くり穴開けたところを走ってる」感が強い。
で、ここから先、ちょっと路面が荒れてきたような。
結構、大きな石が増えるし、溝も多い。
東側はロード系のバイクもちょいちょい見るけど、こちら側はオフロードじゃないとキツイのではないだろうか。
とは言え、アドベンチャーなら十分だし、ブロックタイヤのGSなら何も問題はない。
たまに大きな凸凹にハンドルを取られたりもするが、まあ、大丈夫な範囲だと思う。ゆっくり走り過ぎるとかえってキツイかも知れない。ある程度は勢いで行ってしまうのが良さそうな気がする。
泥沼も克服した。・・・自分が何かスキルアップしたということではない。単純に、やはりANAKEE IIIでは泥は滑走状態だったけど、ANAKEE WILDは多少噛むということだろう。
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西側はわりとこういうところもある |
F850GSに乗ってすぐの時には、「重すぎて転けたら起こせない」という恐怖もあって、泥の前で停車してガチガチになりながらソロソロと進む感じになっていた。
が、最近じゃ幸か不幸かすっかり引き起こしにも慣れてきた感もあり、泥ゾーンは方向決めたら勢いで通過といった感じでクリア出来る。
ちょっとこんもり深いところもあったが、わりとリズムよく行けた気がして、これも楽しかった。さほど深いわけでもないのだけども、やっぱりこういう泥っぽさもあると、「オフロード走ってる感」の満足度が高いと言うか。ほどほどにしておきたいけど。
伏線の回収
面白がって、ヘルメットの中で一人ひゅーひゅーと嬌声をあげながら走っているうちに御荷鉾スーパー林道の西側ダート区間も抜けた。やはり、とくに通行止めもなく。
ダートを抜けて、大仁田ダムまで少しの舗装路。ダムについたら休憩するかな。なんて考えながら、適当なカーブを適当に走る・・・。そこに、魔物は潜んでいた。
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何度でも立ち上がれ。誰かもそう歌っていた。うん。 |
「おーし、抜けたー」なんて独り言もいいながら舗装林道部分の緩いカーブ、カーブと意識するほどでもない、どうということもない道を下って行く。道の左側は濡れた落ち葉と泥が多い。中央から右は黒く濡れているがゴミは少なそうだ。
だが、おもむろに、本当にいつからかわからないほどに自然に、気がついたらリヤタイヤが流れていた。カウンター状態になりつつも何とか車体を維持して、数mは走った気がする。というか、もはやフロントも流れていたと思うし、そうしながらも片足を出して地面に着いた瞬間に「!?・・・ダメだこりゃ・・・」と諦めた。地面についたブーツの底から、何の摩擦も感じられなかったのだ。
バイクが足払いでも食らったように勢いよく倒れて、なお止まらない。スピードは出していなかったが、そのまま5mか・・・10mは行かないかというくらい、滑り続ける。俺は尻餅も着いていない。よく考えたらおかしな話だ・・・・。思い出してみると、倒れたバイクに手を添えたまま、立った状態で足は動かさず、スケートかスーパーマリオのバグ技か何かのように滑っていたのだ。
ようやく止まると、そもそも立っているのが難しい。おそろしく足場がヌルついている。石鹸を踏んだか氷の上かという感じ。よく観察すると、黒く湿ったアスファルトに見えていたのは、泥というよりはアオミドロのような海苔のような謎の藻が一面に生えた状態で、これが汚い川底の石みたいにヌルヌルと滑るのだ。
リヤの方から変な臭いがして煙が出ていたが、タンデムステップが捥げていて、それが激しく削れていたので、アルミの粉塵だったのかも知れない。
つうか!タンデムステップは地味に転けた時のガード役にもなっていたのに!これが捥げたということは・・・本体がやられているのではないだろうか!?
ともかくバイクを起こさないといけないが、なにせ、立っているのも危ういヌルヌルだ。滑って踏ん張りが聞かず、足が空回りしてしまう。
思わず畜生、と呻きが漏れる。不味い。これは不味いぞ。また圏外のエリアで起こせなくなってしまったか?と凹んだ。ああ、歳を取るとすぐに諦めるというのはあるのかも知れない。が、俺の中に少し、そこに残った若さを取り出し、奮起して頑張る。大丈夫、200kgオーバーだと言ったって、ウェイトリフティングするわけじゃない。手順を守ればちゃんと起きるはずだ。
未舗装の泥と違いまず足元のヌルヌルは有限なので、まず足で掻いて路面を綺麗にする。それから道の端の縁石にブーツの底を擦り付けてグリップも回復させ。腕を伸ばし、足の力で、バイクを向こうに押すように・・・バイクがズルズルと進んでいってしまったが、無視してどんどん押す!
で、何とか立ち上がりました。
とりあえずレバー類は大丈夫(前はこれでレバー折れててレッカー騒動だったけど)、エンジンもかかるということで、ひとまず走りはするだろうと。
息を切らしながら、喪失感と充実感を同時に味わう複雑な感情の中で、ひとまず煙草に火をつけた。まあ、煙草も時代じゃないが、こういう場合にはやはり良い。まずは落ち着こう的な。
驚いたというか嬉しかったのは、意外なことにカウルやウィンカーなどには傷一つないこと。マフラーの鬼ヘアライン加工も、後で洗車したら思ったほどではなかった。エンジン、クランクケースなどにも傷はない。
タンデムステップは、2本のボルトがへし折れていた。弱いじゃねえか。強度設計どうなってんだ!と思ったが、おかげでステップ自体はわりと無事に回収したので、ボルトさえどうにかすればそれで直せるだろう。
今回も、エンジンガードはすこぶる良い仕事をしてくれた。これがなければ本体へのダメージは避けられなかったろう。
ガード類をやたら付けるのは、美観も損ねるし重くなるし嫌なのだが、これくらいは付けておいて本当に良かった。
エンジンはもちろん、ラジエーターシュラウドやタンクも傷が付かないとは。高さ的にうまく設計されているのだろう・・・。
この日のまとめ
結局、この転倒の後はおとなしく帰路に着いた。長野の東山林道に行きたかったのだが、いずれしても既に16時近く、これから峠を越えて、走破したことのないロングダートに向かうには時間も遅過ぎた。
帰り道に下仁田に向かって県道を流しながら、なんかよく壊れるバイクだなと思ったりもしたが、そもそも俺がちょいちょい転けるのが悪いのか・・・。
とは言え、右左右右かな?少なくとも4回は転がしているが、ボディへのダメージは以外なほどに少ない。フロント周りのカウルが傷つかないし、リヤ側にはそもそもカウル類がないデザイン。BMWはオフロード車としてGSを作っているから、簡単にバキバキになるような構造にはしていないという事か。
今回も、ネジを何とかしてもらう工賃を払えばほぼほぼ復活出来そうだし。ヌルヌル足場での引き起こしが出来たことはまたよい経験にもなった。
ま、ある意味、これでますます安心してダート林道も楽しめるということだろうかね。
帰りにディーラーにネジの相談に寄ったら、「まあ、GS本来の使い方ということで・・・」という謎の励ましを受けたが、オフロードを走るのはともかく、そもそも俺は4回のうち3回は舗装路で転けているので、ちょっと違うような気がしないでもない。けどまあ、いいか。未舗装林道も林道だし。アドベンチャーしてたら一人転けくらいするということで・・・。
栗は帰った晩、晩酌の後に突然、「新鮮なうちに調理せねば!」という義務感に駆られ(ワインで酔っていたのかも知れない)、1時過ぎまでかかってラム風味の渋皮煮にした。
実に美味い。今シーズン中にもう一山は欲しいところだな。今度は栗ご飯にする。
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