浅間火山レース場跡地
イベントに参加してみました。
これはただの埼玉西武の田園風景。 |
タイヤをアナキーワイルドに変えた時にだったか、ダートのコースでの走行会があると言われて申し込んでいたのだが。
夏の大雨で延期になり、秋もだいぶ深くなってからの開催となって参加してきました。
申込み時点というか、行く直前まで思い描いていたのは、クローズドコースで豪快にドリフトしてみたりというモノ。
まあ、林道走っててもたまにはうっかりドリフトすることもあるし。一瞬だけど。
なので、環境さえ整っていたらドーンと。ズザーっと。
で、わりとあっさり着いた浅間火山レース場跡地。トイレが仮説で手洗い水道がないのが微妙なこと以外は実に良い感じのロケーション。
で、午前中は希望者のみ参加のレクチャーに参加した。
ドリフトの仕方でも教えてくれるのかと思ったが、先生の宣うには「ゆっくり走りましょう」と。
えー。
つまんなくね?
と一瞬思ったのが
。座学の最中にも、いいから早く走らせてくれという気持ちでいっぱいなわけで講師の方もそれは察しつつなのだが・・・でも、確かに、すごく基本的なバイクの挙動についての話をここで聴くというのは、なんだかわりと良い感じもした。
細かいことをすでに忘れているのだが、要はまあ、バイクを安定させるには体重移動が大事ですという話。理論的な話が大半だったが、スタンディングではつま先を進行方向に向けましょうというのは具体的で即効性がありそうに感じた。
で、そのあとは、ドリフトできそうな高速周回路にはいっさい立ち入らず、空き地でパイロンスラローム。しかも極低速。
えー。
と思ったのが。これが、段取りを踏みつつ、あれこれやっていくうちに、ああ、なるほどと。
大きなバイクで、体格の貧相な俺には持て余すから、勢いでエイやあ!となんとかするしかないと思っていたが、こうやってコントロールしていけばいいのかなと。
高さ2mほどの土手の上り下りなども、あくまでもゆっくり前提で練習していくうちに、なんか掴めてきた気はした。まあ、重くて足があんまり着いてないから立ちゴケリスクは常にあるが、それ以外は十分にコントローラブルなのではないかと。
昼飯持参とのことだったので、横川SAで購入してきた鶏めし弁当。皆さんわりとコンビニ握り食っていたけど、これに関しては「この場の誰よりも俺が正解だ」と思った。
で、午後。
晴天続きの後でコースのコンディションがとても良かったということもあり、すべての林間コースを走ることが出来た。
それも、希望者のみということだったが敢えて先生について走るグループに参加。結構な凹凸やら砂っぽいとこ、泥っぽいところ、そうしたところを、あくまでも極低速で・・・ある意味トライアル風に、勢いを使わずにじっくり進んでいく。
スタンディングでもバイクを寝かせて舵角をつけて、最小回転半径以下で回るような。s
これは何だか新鮮で、ダート走行は楽しいけどいつもちょっと付きまとっていた「これ勢いでいって転けたらどうにもならんよね」的な不安を排除し、状況をコントロールして走るというやり方に気づけたと思う。これは実に大きな収穫だ。
同じ林間コースも2周目には1周目よりも俄然スムーズに走れるようになり、短時間ではあっても確実にスキルアップできたと思うし、楽しかった。
「速くなった」ということはないと思うのだが、林道に入った際の生還率が確実に上がったと思う。これが大事だ。うん。
ということで、今後は、チャンスがあれば練習しつつ(極低速でのマシンコントロールの練習は、山でちょっとした空き地があればできるだろう)、これまでちょっとビビって敬遠していた林道にも入ってみたいところだ。
冬になってしまうのが残念だけど。
まあ、行けるところもあるだろう。
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