秩父パトロール初め 2022
本当は今年2回目の秩父方面ツーリングなのだけど、1回目はちょっとトラブルに遭遇してしまい、まともに走らなかったので改めてのパトロール。
地元さいたまの桜はもう見頃も過ぎつつあるが、秩父は花盛りだろうと期待しつつ・・・ちょっと林道の様子も見られればといったところだ。
たぶん、誰も名前を覚えてないであろう、釜伏峠。 |
3月に案内の来ていた年次点検を急遽土曜に済ませ(オイル周辺の交換があったとは言え、どこも壊れてないのに4万近くかかったのは驚いたが・・・まあ、趣味の乗り物だから安心を買うつもりで)、日曜。
本日は最高気温27度、夏日。まだ4月半ばだよと思うけど。で、実際まだちょっと前までは峠には雪が残っていたくらいだから、まだまだ冬季閉鎖の林道は走れない。
でも、まあ舗装林道部分はもう普通に走れるだろということで、勝手知ったる秩父の山奥を適当にクネクネと走り回ることにした。
まずはグリーンラインから定峰峠へ。そこから秩父に抜ける道は相変わらず通行止めなので、東秩父方面へ。モーモーハウス手前から天空のポピーに方に周り皆野へ抜けることが多かったが、それもマンネリだなと思い、二本木峠方面へそのまま北上。さらに釜伏峠へと至り、峠の十字路を左に入って皆野に抜けた。
このあたりは目立つランドマークもなく山の中をぐねぐね走るので、どこを走ってるのかよくわからなくなるが・・・ともかく皆野に抜けて、秩父華厳の滝を目指す。
が、華厳の滝は何度も見たし駐車場も満車だった(!)のでスルーし、その裏手から城峯・神流湖方面への道に入る。そのまま神流湖に抜けてもまだ御荷鉾スーパー林道は閉鎖中なので・・・狙っていたのはここ。
林道 城峯奈良尾線 |
前にこの道で神流湖に抜けた時に入り口の標識は確認していた。崩落しているので通行止めだが、入り口には注意喚起程度のバーが置いてあるだけなので、行ける範囲を行って戻るなら問題なかろうと判断。
城峯奈良尾線 |
初めて走る林道はやはり楽しい。道はさして荒れてもおらず、少なくともオフロードバイクで走るのに何か問題がある様子はなかったが、どこかでそのうちダメになるんだろうからということでトコトコとペースを落としてじっくり走る。
ま、ゆっくりなのでじっくり景色なども見られてそれも楽しい。途中で水の湧いたところにテン(おそらく)がいて、崖を駆け上って逃げていく姿しか見えなかったが、フワフワでなんだか可愛い生物ということだけは十分にわかって楽しかった。
4kmほど行ったら再度テープがあり思い切り道が崩れていたので、そこで引き換えた。ピストンにはなってしまうが、往復あわせればそれなりの距離のダートを走れてるので、これはこれで良い気がした。
ここはGSで最初に抜けた林道なので、自分の中ではなんだか基準のような存在になっている。3kmくらいと短いが、ほどよい荒れ方で勾配もあり、以外に走りごたえを感じるので楽しい。
群馬には抜けずに、日野沢の方から秩父に戻る。秩父は山奥でもそこそこ集落があって人の手が入っているから、春になると本当に花が綺麗だ。人の庭先だったりで写真を撮るタイミングを逃してしまうのだけど、桜や梅だけでなく、ヤマツツジや、菜の花、水仙の仲間?やその他いろいろ。淡いピンクに濃いピンク、白、黄色、紫、そして芽吹の萌黄。時折、バイクで走っていてさえ時折芳しい花の香りがする。
春の秩父は絶対にツーリングしておくべきだと俺は思う。ただし、R299なんか走ってると桜くらいしかないから奥武蔵グリーンラインを走るというのが大事だ。
で、せっかくなのでそのまま流れるように石神沢林道へ。
去年、崖崩れで塞がっていたのだけど、工事もしていたから直ってるかな・・・と思ったらビンゴ。
石神沢林道 |
ここはGSで最初に抜けた林道なので、自分の中ではなんだか基準のような存在になっている。3kmくらいと短いが、ほどよい荒れ方で勾配もあり、以外に走りごたえを感じるので楽しい。
ということで、この日はここで休憩後、Uターンして下りも走ってみた。なので、合計6kmくらいはダートを楽しめた。
で、あとはまた白石峠でも通って帰ろうかなと思ったのだが、途中で御岳山林道の入り口を見つけたのでこれも行ってみることに。
確か5kmくらいは行けたと思う。標高を稼ぎ、トンネルが現れてちょっと意味もなくテンションが上がったが、このトンネルを抜けてすぐに崩落しており引き返すこととなった。
入り口には通行止めとあるが、通れないようにはなっていないので「この先通行止め」と言うことだと受け取って・・・まあ、ここも慎重に進む。
俺がGSを買った前年(2019年)には崩れてしまったので、この道は抜けたことがない。反対の王滝村側から途中までは行ったことあるが・・・。
御岳山林道のトンネル |
確か5kmくらいは行けたと思う。標高を稼ぎ、トンネルが現れてちょっと意味もなくテンションが上がったが、このトンネルを抜けてすぐに崩落しており引き返すこととなった。
先の城峯奈良尾線もだが、見た感じ、とても近いうちに復旧しそうには思えない。完抜けするのは当分諦めざるを得ないが、今度は反対からまた来てみようと思った。
結局、気づいてみれば合計20kmくらいはダートを走行していた。しかも、初めて走る道もあったしでなかなか楽しめた。
冬の間、寒さと多忙にかまけて体力が低下しているのを実感していたにも関わらず、去年晩秋のBMWのイベントで「ダートをゆっくり着実に走る」というスキルを身につけた甲斐あって、初めてのダートをソロで走っていても不安を感じることなく楽しめたのも良かった。
昼はどうしようと思ったが、この日は4月なのに夏日で、3シーズンジャケットの下をTシャツ1枚にしていても暑いくらいだったので、さっと冷えた麺でも食いたいなと。
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